わたしの本当のスタートとゴール。2015.10.06

わたしは今まで、自分がどこに向かっているのか、よくわからなかった。

 

元夫と離婚をすることも、実父から距離を置くことも、

わたしにとっては「通過点」にすぎない。

 

また東京へ帰ってくることも、やっぱり「通過点」にすぎず、

カナくんとの再会は見果てぬ夢だった。

 

そんな悲願を達成してひとしきり落ち着いたら、

わたしは自分の目指すゴールがわからなくなってしまった。

 

今までは目の前にある現実から逃げることばかりを考え、

また夢と希望を追いかけ生きてきた。

 

つまりそこには「地に足着いた感覚」というものが、一切なかったのだ。

 

 

元夫と実父から離れる(=縁を切る)こと。

 

東京へ帰ること。

 

カナくんと再会すること。

 

 

これらはすべてわたしの「願望」であり、その願いをかなえるために、

この数年、わたしは走り続けてきたのだ。

 

 

 

 

思えば、わたしは常に自分の夢と希望、

理想に向かって走り続けてきた、といえば聞こえはいいけれど、

わたしはいつも現実から逃げるために走り続けてきたのだ。

 

目の前の現実から逃げるために、ずっとずっと走り続けてきた。

 

そしてようやく走る方向を軌道修正して、逃げるべき現実がなくなった。

 

もちろん今だって逃げたくなる現実はたくさんあるけど、

過去のそれらと比べたら、そもそもの次元が違う。

 

今ある現実逃避願望は、

「あー現実って大変だなー生きるのって大変だなー」

という、誰もがもつ現実逃避だ。

 

こんなのは多かれ少なかれ、誰だって持っている。

 

だけど今までは違った。

 

今までは本気で目の前の現実がイヤでイヤで仕方なかった。

 

だからこそわたしは逃げ続けた。

 

けれども、その逃げる方向が完全に間違っていると腹をくくり、

わたしは方向転換&軌道修正したのだ。

 

 

 

 

おかげでわたしは「絶望」という2文字から逃れることができた。

 

ようやく「自分自身の人生」を歩み始めることができた。

 

だけど今まで、そんな生き方をしたことがなかったから、

わたしはどこにゴールを定めたらいいのか、さっぱりわからなかった。

 

だからわたしは、起業した人間なら誰もが通るであろう、大きな夢を見た。

 

 

有名になりたい。

 

売れっ子になりたい。

 

大きく稼ぎたい。

 

テレビに出たい。

 

タレント化したい。

 

韓国へ進出をしたい。

 

日本と韓国での2拠点活動をしたい。

 

 

もちろん、これらの夢や希望を持つことが、悪いわけじゃない。

 

だけど結局これらは、いってしまえば「借り物の夢」であり、

これらはすべて、わたしが本気で望んでいることではなかったのだ。

 

人間、本気だったら、ちょっと人に背中を押してもらえば、

そこから勇気を出して行動に移すことなんていくらでもできる。

 

だけど、わたしはそれらを実行しなかった。

 

それは結局、「言ってるだけ」の次元であり、

つまりは本当の夢でも目標でもなかったのだ。

 

 

 

 

じゃあ、わたしがみずからの意思であきらめずに動いたのは何だったのか?

と考えれば、結局わたしは「カナくんとの物理的な距離を縮めたかった」のだ。

 

わたしは彼の傍に、彼の近くに行きたかったのだ。

 

結局わたしが真に望んでいることは、ソレだったのだ。

 

まったく自覚がなかったけれど、わたしが真に望んでいることはソレだったのだ。

 

 

だからわたしは何とか自分にチカラをつけて、東京へ帰ろうと努力した。

 

あのころは、そんな自分の本心に気づいていなかったけれど、結局はそうなのだ。

 

そして一通りの夢をかなえた今、わたしは、どこへ向かったらいいのか・・・

 

それがずっとわからずに、またカナくんとの苦しみから逃れるために、

わけのわからないまま、あちこちへ夢と希望を探し始めたけれど。

 

 

わたしの生きるすべての原動力と目的は、すべてカナくんの傍にいることなのだ。

 

それはココロの距離・・・なんてキレイゴトではなく、実際に会える物理的な距離。

 

会いたいと思ったら、お互いが折り合いをつけられれば、

たとえ短い時間でも会える距離。

 

この距離を維持することこそが、わたしの人生のすべてなのだ。

 

そのために、わたしは働き、お金を稼ぎ、自分の生計を立てるのだ。

 

それが、わたしの生きる原動力であり、生きる目的なのだ。

 

 

 

 

とはいえ、ただお金になれば何でもいいとか、そんなことは思っていない。

 

というよりも、仕事でガマンをするのはイヤだから、わたしは起業をしたのだ。

 

自分の好きなことを好きなようにやりたいから、わたしは起業したのだ。

 

他人に頭を下げずに済む生き方をしたいから、わたしは起業したのだ。

 

それもまた、わたしの原動力であり目的なのは、間違いない。

 

そもそも恋愛と仕事は比べるものじゃない。

 

だけど本当に突き詰めていくと、わたしはカナくんの傍にいることこそが、

何よりも大事なのだ。

 

それは自分自身の精神安定のために。

 

いってしまえば、ソレがわたしの欲しい利益なのだ。

 

大きく稼ぐことを夢見たこともあったけど、わたしは事業を大きくすることも、

メジャー有名人になることも、まったく望んでなんかいない。

 

 

自分一人が食べていくのに不安のないだけのお金を稼ぎ、

少しはいいお部屋に住んだり、

趣味や旅行に費やせるくらいの余裕が持てるようになるよう、

自分の好きなことを仕事にして、楽しく人生を生きていく。

 

そして、そのベースには、必ずカナくんと物理的に近い距離であること。

 

これが絶対条件。

 

 

つまりはそれが、わたしのスタートであり、ゴールなのだ。

 

 

それがわたしが起業した理由であり、東京へ帰ってきた理由であり、

またこれからわたしが進むべきゴールなのだ。

 

 

 

 

そのことに気づいたら、ヘンな欲望が、つるんとそぎ落とされました。

 

また逆にいうと、それらを実行するために必要な利益を確保することが、

わたしの目標基準にもなってくる。

 

 

今までは、ソレがちゃんと見えてなかった。

 

だからこそ地に足がつかず、ふわふわとした発想でしか、物事を考えられなかった。

 

まぁ、そうした気質は、理想と現実の狭間で生きる

昴宿(ぼうしゅく)の特徴でもあるのだけれど・・・

(※わたしは宿曜だと昴宿なのデス)

 

 

少なくとも、自分にとって何が絶対的に必要なものなのか・・・

 

それが今回のことでわかったのは、本当に本当に大きかったです。

 

 

 

 

だからさっきカナくんに、メールでお願いをしておきました。

 

「カナくんが、どんなに自分にとって必要な人だってわかっても、

またこれからも同じこと、しちゃうかもしれない。

 

不安定になったときの自分には全然、自信がないから・・・

だからそのときは萌が何を言っても、萌を引き止めてね。」と。

 

 

ここまで自分にとって本当に必要な人だとわかっても、

それでも不安定になるのが不倫の恋。

 

目の前の苦しみから逃れたくなるのが不倫の恋。

 

だからこそ、そんな自分に自信がないからこそ・・・

 

彼にお願いをしておきました。

 

 

と、ここまで書いて気づいたけれど。

 

そういえば、再会して間もないころ、

わたしはカナくんに同じようなメールを送ったことがあったな。

 

 

「今は大丈夫でも、そのうちいつか、また前みたいに

カナくんと別れるって、また言い出すときがくるかもしれない。

 

そのときは萌が何を言っても、カナくんが引き止めてね。

絶対、萌を手放さないでね」

 

 

そんなメールを送ったことを、今、思い出しました。

 

 

 


Top