わたしは、かつて「バカな女の生き方だ」と思っていた人生を、今まさにそのまま歩んでるなー2015.10.17

わたしは10代のころから、独身女性と既婚男性の不倫は、

自分にとって、あまりにも不利な関係だと思っていた。

 

たとえどんなに相手のことを好きだとしても、

彼は必ず自分の家族が待つ家庭に帰っていく。

 

そのうえ妊娠のリスクがあるのは女性である自分の側だ。

 

だからわたしは不倫に憧れたことは一度もなかった。

 

もちろん今も、その考え方に変わりはない。

 

じゃあなぜ今、自分が離婚をして独身の身になったのに、

既婚者のカナくんと付き合っているのかといえば、

それはそもそものスタートがダブル不倫だったからだ。

 

もし今、彼と初めて出会ったとしたら、

わたしは最初からカナくんを恋愛対象にはしなかっただろう。

 

つまりは、わたしも彼も、お互いの良さを知る機会さえ持たなかったということだ。

 

 

 

 

わたしは男のために自分の人生を棒に振るなんて、

バカな女のやることだと思っていた。

 

また、その考えも今も変わらない。

 

もちろん今のわたしがカナくんのために、

自分の人生を棒に振っただなんて思っていない。

 

今のこの状態は、他ならぬわたし自身が望んだことだ。

 

なので、もちろん、わたしはカナくんのために、

自分の人生を棒に振っただなんて、露ほども思っていない。

 

 

 

 

でもだけど。

 

もし今のわたしを20代のころのわたしが見たら、きっと「信じられない」と思うだろう。

 

「絶対そんなの、ありえない」と思うだろう。

 

それはきっと、わたしはカナくんと出会うまで、

本当に誰かを好きになったこともなければ、本当に愛されたこともなかったからだ。

 

「本当に愛される」ということは、何も「結婚」というカタチに囚われることじゃない。

 

もちろん、キチンとしたカタチでケジメをつけられれば、それに越したことはない。

 

だけど本当に大事なことは、そんなことじゃない。

 

むしろ、お互いの想いのみでつながる中にこそ、二人にしかわからないモノがある。

 

他人から見て、それがどんなカタチであれ、そこにはちゃんと愛情があって、

だからこそ終わりの来ない関係がある。

 

今のわたしには、よくわかる。

 

だからわたしはカナくんじゃなきゃダメなんだ。

 

あんなふうに、わたしのことを愛してくれる人に、わたしは今まで出会ったことがない。

 

まただからこそ、わたしはカナくんのことを本当に好きになった。

 

 

 

 

でもね。

 

やっぱり「本妻」の強さは絶対だ。

 

それはやっぱり紛れもない事実。

 

自分が結婚に向いていないことなんて百も承知だ。

 

また、カナくんがわたしとの結婚を望んでいないこともわかってる。

 

それでもね。

 

やっぱり「本妻」の座には憧れる。

 

それはそれで、やっぱりわたしの本当のキモチでもあるのです。

 

 

でも結婚したら終わるか続くかの、どちらかだから。

 

今のような「終わりのない関係」が、やっぱり理想的な関係なんだろうな。

 

 

そこには必ず、寂しさがともなうけどね。

 

 

 

 


Top