さて、それでは次は婁宿(ろうしゅく)について。
婁は引きとめるの意、とされていて、星座はおひつじ座に4足すべて入っています。
特徴としては何でもこなす気配りのオールマイティな人。
腰が軽くフットワークも軽いのでエネルギッシュに働き、竹を割ったような性格で、
何事に於いても飲み込みが早いけれども、そのぶん冷静な観察眼を持っていて、
辛辣なコトバで他人のことを批判したり、屁理屈を並べ立てる一面も。
また身内に厳しく重箱の隅を突っつくようなところがあるので、
あまりにも普段から小言が多くなると、周囲がそれに耳が慣れてしまうため、
肝心なときに大切なことを言っても聞き入れてもらえない、なんてこともあります。
細かいことに気がついたり目が届くことは悪いことではありませんが、
あまりに細かい部分に神経質になると大局を見失うことにもなりかねません。
婁宿の人は意識をせずとも自然と細かいことには目が行き届きますので、
普段から出来るだけ物事の全体像を意識するよう、心がけるとよいでしょう。
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