さてそれでは次は【業・胎(ぎょう・たい)】の関係について。
業・胎の関係は徐々に親しくなっていき、徐々に離れていく関係とされており、
距離や時間をおいて周期的に会う分には問題はありませんが、
結婚や共同事業などには、あまり向かない相手とされています。
また命の関係同様、業・胎の関係も自分と似た性質を持つ宿同士になるため、
命の関係ほど鏡を見ているような関係とは言えませんが、相手の欠点が
気になる場合は、やはりその中に自分の姿があるとみることができます。
ですから穏やかな宿同士の場合は、それほど大きな衝突はしませんが、
強く激しい気質を持つ宿同士の場合は、とくに仲が良ければ良いほど、
こじれたときに激しく衝突したり、ゴタゴタする傾向があります。
また、こうした性質から、この関係で相手の欠点が気になりぶつかりあう場合、
その原因は必ず自分にあると考えて間違いありません。
業・胎の関係とは相手を通じて、自分の欠点を学ぶために出会う関係であり、
それらを乗り越え、お互いの役割を終えたら再び離れていく関係、
と考えるとよいでしょう。
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