偽ソウルさんとのこと【7】2017.01.28

☆この話のつづきです☆

 

 

わたしが偽ソウルさんの腕につかまりながら階段を下りると、

どう扱ったらいいのかわからない緊張感で、

わたしを支えている偽ソウルさんの感触がつたわってきました。

 

わたしはソレを感じながら「あぁ、たぶん2軒目は行けるな」と思いました。

 

実際、酔った勢いもありましたし、そもそも彼にとってもこの日の夜は非日常。

 

そういう意味では、お互いの条件は合致していたのです。

 

そしてそのまま偽ソウルさんの腕につかまって「2軒目に行こう!」ということになり、

わたしたちは居酒屋さんへ行きました。

 

一軒目は料理が主体のお店だったけれど、お酒もけっこう飲みましたが、

2軒目は完全に居酒屋さんだったので、ハードル的にも低く、

わたしたちは軽いおつまみを頼んで、またそこからお酒をかなり飲みました。

 

そのころになると、かなり酔いもまわっていたので、会話も気楽にはずみ、

そしてそれはとても楽しい時間でした。

 

どんなことでもそうだけれど、一回こっきりの時間というのは、とても楽しいものです。

 

一回こっきりの打ち上げ花火は、あとのことをなにもかんがえなくていい。

 

それはまさに「非日常」であり、「現実逃避」そのものでした。

 

気づけば時間は23時を過ぎていました。

 

お店の人からラストオーダーを訊かれ、そのことに気づいたわたしたちは、

さすがにそろそろお店を出ようということになりました。

 

けれど、このときすでに、「今日は、この人とこのままいたいな・・・」と思いました。

 

そのくらいこのときのわたしは、とにかく現実にもどるのがイヤだったんです。

 

正直、今目の前にいる男の人のことを好きなわけでもなければ、

さらにはおそらく独身だとウソをついている疑惑もあったし、

わたしのことを下卑た視線でみていることも、ぜんぶぜんぶわかっていました。

 

けれども、なぜかわたしは、この人ともう少し一緒にいたいと思いました。

 

今思うと、それは「この人なら、わたしのワガママを受け入れてくれる」という

安心感があったのだと思います。

 

それは彼への猜疑心とはべつに、本能的に感じるものがあったのだと思います。

 

だからこそ、今日だけでも現実から逃げたかった。

 

つかれきった日常へもどるのを、一分一秒でも遅らせたかった。

 

それは恋愛感情というよりも、ただの現実逃避であり、またただの甘えでした。

 

ただただ夢から覚めたくなかった。

 

一分でも一秒でもいいから、もう少しこの夢を長く見ていたかった。

 

 

でもそうなるとセックスを拒否するわけにもいかないよな・・・

 

 

もちろんそう思う自分もいて、そしてそれは積極的にしたかったわけではないけれど、

そのリスクを払ってでも、もう少しこの夢を見ていたいとわたしは思いました。

 

もしキスだけで終わるのなら・・・ううん、ハグだけで終わるのなら・・・

 

それがいちばんベストだということはわかっていたし、

それがわたしのもっとも望むことでした。

 

ですが、この時点では、わたしも若干のスイッチが入っていました。

 

それはいわゆるたんなる好奇心と、

久しぶりにカナくん以外の男性とエッチをしたい想いもありました。

 

もしかしたら無意識のうちに、自分の中でゆがんでいたものを、

ここで確認したかったのかもしれません。

 

もちろん、このときは、そんなことまで考えていなかったけど。

 

 

お店をでると、さすがに人通りがかなり少なくなっていました。

 

もちろん山手線は動いていたので、

わたしも偽ソウルさんもそれぞれ帰路につくことはできました。

 

ですが、駅に向かう道ですぐに「チュウしたいな」と彼は言ってきました。

 

わたしは内心、「あぁ・・・やっぱりそうきたか・・・」と思いながらも、

彼のそのことばに救われる想いもありました。

 

それはやっぱり、わたしはそのことばを待っていたからだと思います。

 

でもさすがに、その場でキスをする気にはなれませんでした。

 

「え?ここで?」

 

わたしがそう笑いながら軽く拒絶すると

 

「じゃあ萌ちゃんのおうちに行こうか」

 

と彼は言いました。

 

 

これはダメです。

 

これはNGです。

 

 

そもそもわたしの住んでいるマンションは、とてもせまいワンルームです。

(厳密にいうと1Kなのかな?)

 

いくら数年前からネットをつうじて知り合っていたとはいえ、

そんなところに今日初めて会った人を連れ込むほど、わたしは若くありません。

 

また、そもそも現実逃避がしたくて彼を誘惑しているのに、

わたしの自宅へ行くなんて本末転倒です。

 

偽ソウルさんにとっては、思いっきり非日常なひとときになるでしょうが、

わたしにとって、それはなんの意味もありません。

 

なのでわたしは「え・・・いやウチ、せまいワンルームだから」と、

それはぜったいダメ、というつよい意志の元で言いました。

 

すると、ちょっとおどろいたような声で「あ・・・そうなんだ・・・」と彼は言い、

「あ・・・じゃあホテルに・・・」みたいな感じで言ってきたので、

わたしもそれには応じました。

 

そしてホテルの入り口の自動ドアを通過しながら思いました。

 

 

あぁ・・・ラブホなんてひさしぶりだな、と・・・

 

 

それは悲願のカナくんとの再会をはたしてから、ちょうど一年後のこと。

 

そのときもラブホなんて久しぶりだと思ったけれど、それでもわたしのなかでは、

ラブホといったらカナくんと行くものだという図式が完全に成り立っていました。

 

そんなわたしにとって

カナくん以外の男性とラブホへ行くことはありえないことであり、

だからこそそれはほんとうの意味で、

わたしにとって新たな人生の入り口の扉を開けることになったのです。

 

 

※ちなみに今思い返すと、偽ソウルさんとの付き合い全般をつうじていえますが、

わたしの発言に対して、彼はすぐにおどろいたような反応をすることが多い人でした。

 

つまりそれだけ、わたしと彼は価値観がまったくちがう世界で生きていた、ということですね。

 

 

偽ソウルさんとのこと【8】

 

 

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