一般的な占いが星占いに代表される西洋占星術だとしたら、
東洋占術の代表格が四柱推命です。
四柱推命の一番の特徴は吉凶がハッキリしているため、
人によっては生きる希望を奪われることすらある占術ともいえます。
ただ、これは歴史的背景を考えたとき、
わざと吉凶をハッキリとさせて民から生きる希望を奪い、
時の権力者が民たちを支配しやすくするために、
生まれに貴賤をつけたという説もあります。
ですから、四柱推命の結果を丸呑みにすることは非常に危険だと、
わたし個人は思っています。
とはいえ、シンプルにその人がもつ星の特徴から、
その人の社会的能力や体質や性質を見るのに使える部分があるのは事実です。
また、生まれた時間がわかる人の場合は、
木火土金水から成る五行バランスは、とても使えると、わたし個人は思っています。
そもそも四柱推命は恋愛相談には適していません。
むしろ、その人が持つ社会的な一面や能力を見るのに適しているため、
どちらかといったら、仕事がらみの人間関係を見るのに役立つ占術といえます。
紫微斗数(しびとすう)・宿曜(しゅくよう)・西洋占星術と比べると、
ちょっと堅めで、ややもすると陰気な空気すら感じてしまう
(コレは、わたし個人の感覚かもしれませんが)四柱推命。
ここでは四柱推命の要、十干(じっかん)と通変星(つうへんせい)について、
かんたんに説明していきましょう。
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