12宮シリーズ【1】命宮2015.08.09
命宮とはその名のごとく、その人の本質となる部分を表します。
ですからこの宮に強い星やキツイ星が入っている人は、
とても個性が強くアクがあり、人の言うことなどは聞きません。
(ちなみにわたしはコレに当たります・笑)
逆にこの宮に穏やかな星や優しい星が入っている人は、
やはりその人自身も穏やかな平和主義だったり、
寛容でこだわりがなく愛情深いなど、温厚で温和な人だったりします。
またすべての人の命宮に星が必ず入るわけではなく、
中には命宮に主星(※1)が一つも入らない人がいます。
(これを【命無星曜】(めいむせいよう)といいます・以下、命無)
この場合は真向かいにある対宮の星を借りてくるという理論が
一般的には用いられているんですが、実際に命無の人を観察していると、
わたしにはあまりこの理論がしっくりきません。
それよりも命宮に何も星がないのだから、
そこには強い自我や際立った特徴がないと見た方が
実際の命無の人には当てはまることが多いと、わたしは感じています。
そして強い自我や特徴がないということは、
「周りの環境に流されやすい傾向がある」ともいえます。
ですから命無の人は、どんな環境に身を置くかが、
その人の人生を大きく左右する重要なポイントになってきます。
これらのことからわかるとおり、命宮とは、
その人の本質や性質、人生傾向などを表す核となる一番大切な場所。
命盤を読み取る際には常に頭に入れて考えるべき、最重要宮となります。
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※1・・・【主星(しゅせい)】その星が入る宮の特徴を表す星のこと。
星には主星と副星(ふくせい)との2種類があり、
副星がその宮のスパイスのようなものだとすれば、
主星はその宮のキャラクターを表すメインディッシュのようなもの。
ちなみに主星がなく副星のみが入っている場合も【命無】となります。
つまり主星とは、それだけ強い個性(特徴)を持った星ということですね。
完全マスター 紫微斗数占い (The series of Perfect Master)
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